赤ちゃんのために正しくベビーベッドを使用しましょう
ベビーベッドを購入して使用している方、
またはレンタルや、友人や親戚からおさがりをもらって使っている方。
様々な方がいらっしゃると思います。
これから新しくベビーベッドを使用する方も、
これまでベビーベッドを使ってきた方も、
正しいベビーベッドの使用ができているかを今一度確認して、
安心安全にベビーベッドを使いましょう。
ベビーベッドの安全点検を定期的に行いましょう
ベビーベッドを組み立てる際は、ネジの緩みがないか、
部品にひび割れなどがないかをよく確認して、
また、ぐらつきがないことを確認してから使用しましょう。
ベビーベッドを使用空いている期間中は定期的にネジが緩んでいないか、
柵や床板などの部分にひび割れがないかなどを確認しましょう。
万が一ベビーベッドが壊れたり、異常が発生した場合には、
使用を中断して、メーカーの修理、及び補償を受けましょう。
ベビーベッドは「赤ちゃん」が使うもの
ベビーベッドは、赤ちゃんが快適に、
安心して眠ることができるように考えられて作られたものです。
ですから、ママやパパが床板に腰掛けたり、
踏み台として使用することは禁止されています。
また、一般的なベビーベッドは、
生後24ヶ月までの赤ちゃんが使用することを目安に作られています。
生後24ヶ月を過ぎたお子さまが使用したり、二人以上の赤ちゃんが
同時にベビーベッドを使用することがないよう注意しましょう。
床板はしっかりと頑丈な作りではありますが、ベビーベッドは
「赤ちゃんが眠る場所」として使用するのが正しい使用方法です。
誤った使い方をして事故や怪我をすることがないよう、
パパやママが十分に注意して、赤ちゃんの安全を守ってくださいね。
ベビーベッドにあった寝具を使用すること
ベビーベッドを使用する際は必ず、
ベビーベッドの大きさにあったマットレスを用意して使用しましょう。
ベビーベッドより小さなマットレスを使用したり、
反対にベビーベッドよりも大きなマットレスを使用すると
赤ちゃんが床板に頭をぶつけて怪我をしまったり、窒息などの原因となります。
また、寝具は常に清潔なものを使用することを心がけましょう。
赤ちゃんは大人がびっくりするほど汗っかきです。
汗やよだれを吸収して湿った寝具を使い続けていると
寝具やベビーベッドにカビが生える原因となります。
赤ちゃんの健康と安全のため、
使用する寝具がベビーベッドに合っているかどうか、
カビや汚れなどは付着していないか、しっかりと確認してくださいね。
収納スペースを清潔に保ちましょう
赤ちゃんが眠る場所の下にスペースがあり、
おむつなどのベビーグッズを収納しておくことのできるタイプもあります。
このタイプのベビーベッドですと、
かさばるベビーグッズをまとめて置いておくことができ、
あちこち探し回る手間も省けて、大変便利ですよね。
しかし、この収納棚は床に近い場所に位置していますから、
ほこりが溜まりやすいという注意点があります。
こまごまとしたベビーグッズを乱雑に置いておくのではなく、
ケースなどを用意してまとめて入れておくと、お掃除が楽になりますし、
赤ちゃんが使うおむつやおもちゃを、
ほこりや髪の毛などから守ることができますよ。
ベビーベッドへの装飾について
木製のシンプルなデザインのベビーベッドを購入し、
ベビーベッド本体に色を塗る、装飾を行うなどして
華やかなものに仕上げる、という方もいるそうです。
このような場合、使用する塗料には十分な注意が必要です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、何が安全で何が危険かを判断することできません。
そのため、塗料を使用するといった場合にも、
赤ちゃんが舐めたり、口に含んでも大丈夫なものでなくてはいけません。
装飾をほどこす場合も、危険性のないものを使用しましょう。
細長い紐や赤ちゃんが口に含めてしまいそうな小さな飾りは
首にひっかかってしまったり、飲み込んで喉をつまらせるなど、
思わぬ事故につながる可能性があります。
赤ちゃんにとって安全なものかどうかを、
ママやパパがしっかり確認してあげてください。
ここまで、ベビーベッドの使用に関して注意したい点をご紹介してまいりました。
これからベビーベッドの使用を考えている方は、
ベビーベッドの取扱説明書をよく読み、ベビーベッドを正しく使用して
赤ちゃんの安全を守ってあげてください。
これまでもベビーベッドを使っているという方も、
誤った使用をしていないか、今一度確認してみてくださいね。